介護保険制度では、できる限り在宅で暮らしていけることが目標のひとつとなっています。とはいえ、家庭の介護力などの環境には差があり、誰でも最期まで自宅で生活できるものではありません。
特に、認知症高齢者の場合の在宅介護は困難を伴うことも多く、施設を利用することを選択肢の一つとして考えることも大切です。
施設選び
■ 特別養護老人ホーム
■ 介護老人保健施設
■ 介護療養型医療施
いざ施設を選ぼうと思うと、それぞれの施設がどのように違うのか、どの施設が自分に適しているのかなどとても わかりにくいものです。 特に、認知症高齢者の場合は、自分で施設を選ぶことが難しいことが施設選びを困難にしています。
施設を選ぶときは、家族、親族や代理人が本人の立場にたって施設を選ぶということが大切です。
施設を選ぶ際に何よりも大切なのは、自分が認知症高齢者になったつもりで、本当にこの施設での生活で満足できるかどうかを自分の目で確かめ、納得することではないでしょうか。
グループホーム(認知症対応型共同生活介護)
いわゆるグループホームと言われるものです。
特定施設(特定施設入居者生活介護)
特定施設入居者生活介護は、多種多様な施設があり、ほとんどが有料老人ホームと考えていただいても結構です。
※体験入所を行っているところが多いので活用してみましょう。